アジア・太平洋地域の法律家組織ローエイシア(LAWASIA)の第30回の大会が9月18日から開催されました。京衡弁護士マレーシア提携事務所のシニアパートナー・アジア弁護士協会企業証券投資委員会主席梁柏林弁護士、京衡弁護士事務所日本部シニアパートナー尹楠弁護士が大会に参加し、国際投資とM&Aについてスピーチを行いました。アジア太平洋地域40ヶ国を超える弁護士、裁判官、検察官、法学専門家約1600人が大会に参加しました。

 

19日の大会開会式で、皇太子徳仁殿下同妃殿下がご臨席されまして、大会へのご挨拶されました。日本最高裁判所長官寺田逸郎様、法務大臣上川陽子様、検事総長西川克行様がご出席され祝辞をいただきました。当日午後の証券・投資セッションで尹楠弁護士は中国の代表としてマレーシア、日本、シンガポール、インドネシア、カザフスタンの弁護士と共にアシア各国M&A領域における法律規制と実務についてのパネルディスカッションを行いました。

 

尹楠弁護士は、今年中国国務院が発布した外資に対するさらなる開放及び奨励政策、新外資入場許可システム、中国渉外商事準拠法と仲裁などの関連内容を紹介しました。国家間のM&Aが進展する中、証券・投資セッションが注目を集め、盛んな交流が行われました。

ローエイシアはアシアと大平洋地域の弁護士・裁判官・法律専門職等が参加する団体として、1966年に設立しました。京衡マレーシア提携事務所、梁潘黄弁護士事務所はローエイシア常務理事事務所として2017年大会を運営しました。梁柏林弁護士が主席として、証券・投資セッションを司会しました。